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はじめに ~ 「八女和紙 design WAVE」&「路地裏☆照会」
こんにちは!侑布です♪
12月15日(金)
~17日(日)の3日間
【八女和紙と灯り展】が
八女伝統工芸館にて開催されます。
「八女和紙 design WAVE」を
立ち上げた八女市の若きアーティスト
井上侑子さんと
灯り担当の「路地裏☆照会」
私、村上侑布の二人展
是非お気軽にお越しください。
さて、今回はその特集!
井上侑子さんが作り上げる
八女和紙を使った見事な世界観に
密着してきました♪
八女和紙のテクスチャを見事に表現!壁掛けアートの原点はココ!
まず八女市について少々。
八女茶が全国的に有名ですが、
ここ福岡県の南に位置する八女市。
八女福島仏壇・八女提灯・久留米絣
といった国指定伝統工芸品をはじめ
八女石灯ろう・八女手すき和紙ほか
たくさんの県知事指定特産工芸品や
民芸品があります。
まさに伝統工芸の街なんですね。
そんなたくさんの魅力ある八女市で
和紙工房を営むお父様を
小さな頃からずっと見て育ったのが
「八女和紙designWAVE」
代表の井上侑子さん。
彼女にとって八女手すき和紙は
子どもの頃からとても
身近で大切な存在でした。
それが井上さんの作品からも
はっきりと伝わってきます。
今回は
「八女和紙 design WAVE」
の製作現場から
いくつかご紹介したいと思います。
八女和紙のテクスチャ、こんな感じ♪ 壁かけアートパネルの魅力
ということでやってきました。
和紙工房の2階にある
「八女和紙 design WAVE」
ここで小さなものから大きなものまで
製作されています。
素材は八女の手漉き和紙。
もちろん井上さん自身で紙を漉き
まるで石畳のようなテクスチャを
表現したり
染色・加工も手掛けながら
色々な種類の
和紙パネルを製作しています。
和紙パネルと一言で言ってしまうのが
申し訳ないほど
見事な仕上げりです。
いくつかご紹介したいと思います。
サインパネルとして
オフィスの入り口に設置された
大きなもので3メートルにもなる大作。
シックな黒のタイル調和紙・・
全て和紙でできていますから驚き!
これは八女和紙を朱色に染めて加工した
B2サイズのパネル。
何とも味わい深くとても素敵です。
この壁掛けアートパネルも
とても素敵なデザインですね。
100%八女和紙でできています。
これは石畳のようなテクスチャ。
私も一目ぼれしましたが
これも八女和紙100%で表現、
石は使っていないから驚きです。
八女和紙のテクスチャ、壁風・和紙パネルの魅力 【九州国立博物館】
井上さんの作品が数点、
九州国立博物館に展示されています。
九州国立博物館入り口を入り
1階フロアの左端、
グランドピアノを目印にすると
わかりやすいです。
こうして八女和紙・壁掛けアートの
実物をご覧いただくことが可能です。
伝統である八女手すき和紙の
工法はそのままに
さらに染色の勉強を重ねながら
生み出される作品の数々。
これからますます楽しみです。
【八女和紙と灯り展】 楮行灯(こうぞあんどん)の路地裏☆照会
井上侑子さんと一緒に
二人展を行うことになりました、
田川市在中の村上侑布(ゆう)です。
工房・路地裏☆照会において
自分で育てた楮(こうぞ)を収穫し、
木の皮で和紙を漉き、
木の枝は組んで行灯の骨組みに。
1本の楮(こうぞ)の木を
余すところなく使い、
オリジナルの楮行灯(こうぞあんどん)
を製作しています。
和紙の原料となる楮(こうぞ)の木。
楮でできた紙は楮紙(こうぞがみ)とも
呼ばれています。
初めて和紙工房で
楮の加工の工程を見たとき
皮を剥いだ楮の枝が美しく
すっかり魅了されてしまいました。
それから自分で栽培から挑戦。
初めの頃は
植えた楮を山の獣たちに食べられたり
失敗だらけでしたが
全く気にせず!(図太い)
楮の魅力を最大限に引き出すべく
まだまだ修行の道半ばですが、
収穫した枝1本1本、
枝の個性をそのまま上手く
活かせるといいなと
楮たちと向き合う毎日です。
おわりに
いかがでしたか。
八女和紙・壁掛けアートパネルや
楮行灯(こうぞあんどん)の魅力が
伝わると嬉しいです♪
「八女和紙と灯り展」では
新作を準備しております。
またクリスマス向け、
八女和紙を使ったちぎり絵の
ワークショップも行います。
小さな子どもさんから
お年寄りまで。
是非遊びに来てくださいね。
私たちも常駐しますので
どうぞお気軽にお立ち寄りください。