こんにちは。ちぎりちぎり侑布です♪
昨年の夏、我が家にミントの苗がやってきました。
20センチ × 40センチのプランターに植えて
無事に冬を乗り越え今年も元気にモリモリ育っています。
春先からさらにモリモリ育ったため、少し間引きをすると
またさらに勢いよく葉が元気になっていくのを見ては
フフフ、こいつ面白いなあと可愛いなあと愛着が深まっていく矢先・・
あれ?めちゃくちゃ弱ってきてる!!
間引きしすぎたか??
葉っぱがスカスカに喰われてるではないか!!
今回は楮栽培の合間に遭遇したミント食害事件についてまとめてみました。
Contents
犯人はお前だ!食害発生、2年目ミント危機! 楮栽培奮闘記 番外編
6月の半ば過ぎ、モリモリ育っているミントを見て
ふ・・すっかり手懐けたな・・と油断したのが食害の始まり。
時々間引きしてはモリモリと旺盛に育つミントが頼もしく
すごく元気をもらっていたのに・・。
6月下旬に入ると一気にくたびれた姿に変わっていて、
これはまずい!!
すぐに葉をかきわけて確認。
もう葉っぱの感じが芸術的に葉脈だけになっているものも数枚あり
ここ数日で実に激しい損傷っぷりなのです。
犯人はお前だ!なんてもったいぶった言い方してますが
これはね…
ふん、もう犯人はわかっているんですよ。
はい、オンブバッタに違いありません。
実は昨年の夏、
モリモリフサフサだったミントが
やはり荒れ始めたときがありました。
園芸初心者で植物の心を全くつかめない私は
何が起こってるか見当もつかず。
水のやりすぎかな?と心配して少し水を控えたり
日当たりが良すぎるかな?と心配して置き場所を移動したり・・
まだもっと密に向き合う勇気がなかったころですね。
それでもあまり変わらないため
ミントの鉢に顔を近づけてもっと詳しく観察しようとしたとき。
あー!!いたー!!!
ミント危機 かわいい犯人の姿に翻弄される 楮栽培奮闘記 番外編
昨年の夏、ちょうどミントの株の真ん中あたりにいたんですよ
仲睦まじいオンブバッタが・・・。
ミントの色よりももっと鮮やかできれいな黄緑色。
自然界の色ってホントに不思議だけど
しばらく見とれるほどの美しい発色です。
適度に水分もある植木鉢の中で彼らの姿はとてもみずみずしく
光沢があります。
あ~!もう可愛すぎるやん!!
実際におんぶした状態で、つまりバッタは2匹いますよね
見た限りではこのオンブバッタが一組いたわけですから
植木鉢の大きさに対してちょうどいいのです。
見事に彼らの餌場と化していたわけですね。
幸せいっぱいな誰にも邪魔されない二人だけの世界
ミントの森の中で悠久の時が流れるここは
新婚の二人にとって生涯忘れられないパラダイス。
甘~い生活を送っていたはず
そこに巨大な人間の女の顔が
ぬっと割り込んできた・・・
衝撃だったでしょう、恐ろしかったでしょう
でもね、申し訳ないけど私はミントを育てているのよ、
食べられちゃ困るのよ。
昨年の夏の珍事は大変困りました。
私はむしろ植物よりも昆虫が好きだからです。
なんならこのまま飼いたいくらい。
でもね、バッタはやっぱり害虫なのです。
ミント危機 オンブバッタを渋々駆逐する 楮栽培奮闘記 番外編
『ミント食害の犯人であるオンブバッタを駆逐せよ』
次なるミッション、低い声が私の頭の中にこだましました。
駆逐・・処分か・・
ここで虫対策で薬剤を使う方法もあったかもしれません。
だけど大事な目的があります。
楮栽培がそうですが、あくまでも自然農法。
自然に育てるのが目的です。
いくら番外編のミントとは言え
薬剤を使うのは少し待つことにしました。
まだまだ肉弾戦の段階ですよね。
しかしこのまま観察したいけどな・・。と
後ろ髪をひかれながらも
両掌(てのひら)の中にオンブバッタを包み込みました。
逃げられずにそっと捕まえることができました。
そのまま急いで家の前の道に出て
そこから50メートル先の大きな空地へ向かいます。
フェンスで囲まれていますが中はジャングル状態に
草が生い茂っています。
その中に二匹のオンブバッタを放ちました。
掌(てのひら)を開いた瞬間に飛び出したので
二匹の着地地点が50センチほど離れてしまいましたが
二人の愛が本物ならばまた巡り合うだろうて・・。
(何言ってんだか)
それ以来食害はピタッと収まり、被害は最小限で済んだのです。
ミントの森は美しく咲き誇り続けて
今年の夏を迎えたのです。
あれ?意外な結末からさらに続く・・
とまあ、そんな昨年の経験を踏まえて、
話は今年の食害に戻ります。
6月下旬に一気に弱っていき
昨年とは比べ物にならないくらい
かなり激しい損傷を受けてしまったミントの森。
昨年のオンブバッタの出来事を思い返しながら
ミントの森をつぶさに観察すると・・
あれ?カマキリがいる。
これは確かミントが弱る前に一度見かけた
あの小さなカマキリだ・・
カマキリは一番大好きな昆虫だから
ウェルカム!とか何とか自由にさせてはいたけれど・・
しかしカマキリはミントを食べないはずだけどな・・・
カマキリの登場でなんたる驚異の食物連鎖、
ミントのお話は後半に続きます。