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50代~【大人の和紙ちぎり絵入門②】心を整える簡単なモチーフ探し

こんにちは。ちぎりちぎり侑布です♪

50代だからこそおすすめするワケ

前回、
初めての方でもわかるように
↓↓↓ちぎり絵の概要をお話しました。

今回も引き続き、

和紙ちぎり絵が大人に
断然おすすめであることについて

①大人だからこその
 ~ 大人風和紙ちぎり絵のアイディア

②人生とリンクする 
 ~和紙ちぎり絵が心を整えてくれるワケ

大きく2つのテーマに分けて
早速見ていきましょう♪

大人だからこそ ~ 大人風和紙ちぎり絵のアイディア

大人風和紙ちぎり絵

ここはまさに
これまで生きてきて培ってきた
教養の部分がきらりと光るところ。

「教養なんてないけど?」

そんなことはありません。

庭先の枝にとまる小鳥を愛でたり

新緑や紅葉をはじめ
自然の風景を優しく眺めたり

厚さ寒さ、風を感じたり
雨の中思いにふけったりと

これは人生の重みを知っている
50代だからこそ。

気候と感情が合わさって
心が動かされるとき

私たちの培ってきた教養と
私たちならではの表現力で

美し心に響く情景を
切り取ることができます。

普段聞きなれていたり
聞き逃していた言葉から

アレンジのヒントを探っていきましょう。

ここでは主に3つ、

「日本風景」、「二十四節気」、
「花鳥風月」
について

見ていきたいと思います。

和紙ちぎり絵・和のモチーフが無限に拡がる「日本風景」

まずは、
日本の風景をモチーフにした作品です。

例えば、京都の清水寺や東京タワー、
富士山、桜の名所に紅葉の名所などなど。

数えきれないほど!

日本の美しい風景を表現したちぎり絵は、
絵画に引けを取ることなく
美しい和の雰囲気を楽しめます。

四季折々の景色が素晴らしいですから
ちょっと遠出して季節の風景写真を
撮っておくのも楽しいです。

また遠出しなくても
日本の庭はとてもよくできています。

季節を一番身近に感じることができ、
構図もよいものが多いです。

池があったり大岩があったり
バランスよく木を植えていたり。

そこに季節の花が咲き乱れていて
さらに美しさを引き立てます。

「うちには庭なんてないから。」と
思った方は

もう少し視野を広げてみると

色んな施設の敷地内に
日本庭園の雰囲気が溢れていることに
気が付くと思います。

ふわ~もう、日本ならでは!すぐ名前を忘れてしまいますが「ししおどし」でしたね。

学校の入り口もちょっとした庭があったり
図書館の庭に庭園があったり・・。

美術館や歴史資料館の他、
私は近くの史跡や旧家を訪ねることも。

庭の手入れも行き届いています。

日本風の和の風景は
そこら中にありますね。

普段のお散歩コースの
お気に入りの場所を選んでもいいし

外出できない方は
写真でも十分に
下絵は描けると思います。

思い出を形にしてみるのも
とても素敵ですよね。

和紙と日本風景の相性は
とても良い
ですから

モチーフに困ったときは
「日本風景」
是非取り入れてみてください。

和紙ちぎり絵と相性抜群!大人な「二十四節気」を上手く使おう♪

「二十四節気」
にじゅうしせっきと読み、


四季・気候などの観点から

地球の1年を
12の節気と12の中気に分類したもの。

合計で24ですね。

天気予報で時々

「本日は二十四節気
冬至にあたります。
お風呂に柚子を入れて柚子湯を
楽しんでみてはいかがでしょうか。」

なんてコメントを聞くこともあります。

まさに大人ならでは!

よく聞く節気では
「立春」や「啓蟄」「立秋」

よく聞く中気では
「大寒」「春分」「夏至」「冬至」

などがあります。

春分が近づいてきたら
桜やお花見、

秋分が近づいてきたら
収穫祭や紅葉など

モチーフを決めやすいですね。

24通りのモチーフを先に決めて
下絵を用意しておくのもいいでしょう。

和紙ちぎり絵にこそ使いたい~!「花鳥風月」は大人最強アイテム!

大人にぴったりのモチーフに
「花鳥風月」があります。

自然の景色を詞歌にする
貴族や武家の上流階級の人たち
「貴族の遊び」

それが「花鳥風月」の語源で

言葉の響きだけでも
上品で知的な大人の魅力が
伝わってきますね。

文字通り
美しい自然の風物を愛で
それを材料にして創作する

そしてそこに少し
遊び心が入っている感じ・・。

なんかこう、粋といいますか

この表現は日本人にしか
伝わらないかもしれないですね。

教養溢れるとても風流な世界です。

例えば
梅の花にとまっているメジロ

月夜のススキも風流で

とても人気の図案です。

人生とリンクする 和紙ちぎり絵が心を整えてくれるワケ簡潔に

大好きな八女の楮紙の色和紙です。よく買いに行きます♪

和紙ちぎり絵は
心にどういった影響を与えるでしょうか

楽しいだけではなく
セラピーと言われるほどの
ちぎり絵のすごさ。

心を整えてくれる理由を
一緒に見ていきたいと思います。

和紙ちぎり絵で作品を作るだけでもリラックス効果がある?

和紙ちぎり絵は、
細かい紙片を組み合わせて
作品を作る手芸の一つ。

両手の指先を使って
和紙を少しずつちぎっていきますが
作業中はとても集中していることに
驚かされます。

無心になって没頭しているのですね。

日常の様々な雑念から
解放されているわけですから
心がとても心地よいことに気づきます。

ストレス解消の上に、
リラックス効果があるとされる
のも
実際にやってみて
本当によくわかります。

和紙を触るとお分かりいただけると
思いますが、

素材が植物でできているだけあって
まるで布のような、
何とも温かみのある触感。

和紙特有の手触りや自然な色合いが
安らぎを生み、心身ともに癒されて

リラックスした状態を促してくれます。

和紙ちぎり絵で人生にリンクして行動範囲まで広がるって大げさでは?

これは和紙の繊維に色々な和紙の破片を混ぜて作った創作和紙。

決して大げさではありません。

現に私は40代後半からひどい体調不良、
いわゆる更年期障害に長年苦しみました。

気力体力ともに激しく低下していた
時期がありました。

その時に出会った和紙ちぎり絵は
確実に私を外の世界へと
連れ出していってくれる
大きなきっかけになりました。

これについてはまた別の機会に
詳しくお話させていただきますが

体力のないときでもできるのが
この和紙ちぎり絵の良さでしょう。

和紙という素材の優しさが
本当に心に染みる事もありました。

そして少しずつ元気も戻り
ちぎり絵のモチーフを探しに
外の世界に目が行くように
なっていきました。

「あ、あの風景を形にしたいなあ、
あ、あの植物を使いたいなあ。」

と思うことが増えていきました。

さて、ちぎり絵の下絵自体は
ネットでも簡単に無料で
手に入れいることができますね。

そして慣れてくると
下絵を自分で描きたくなる
また描けるようになっていきます。

作品を作っていくうちに

台紙の大きさに対して
モチーフをどこに配置すればよいか等

技術的なことを教わる機会もあり
自然といい構図が描けるように・・。

配置のバランスがわかるように
なってくるんですね。

自分で下絵を描けるようになると
好きな作品が作れるようになります。

モチーフを見つけに散歩したり

動物や植物やお気に入りの風景を
写真に撮りに行くこともあります。

ふと自分の家族や大切なペット
描いてみようと思うことも

これは本当によくあります。

家族との思い出の場所
たくさんあると思います。

大好きなペットを肖像画のように
制作することも可能です。

家族と過ごした大切な思い出を
アルバムのように作り上げていくのも
素敵ですね。

和紙ちぎり絵で笑顔が増える時とは?

上手く貼れたとき、
そして作品が完成した時でしょう!

時間をかければかけるほど
笑顔もそうですけど

万歳したくなるほどに
達成感がすごいですよね。

完成したちぎり絵は
絵画タイプのものなら

立派な額縁に入れて
飾ってあげましょう!

笑顔が増えますね~!

自分で作った作品を飾ってみることで、
手作りの喜びや満足感を味わうことが
できますし、

実際にお部屋の雰囲気もぐっと
良くなります。

他にも玄関や廊下、寂しい壁があれば

是非作品を飾ってみてください。

たとえ小さな作品でも
お花のモチーフは
エレガントの代表格
です。

そうして
季節ごとに作品を入れ替えることも
とても楽しい作業のひとつです。

花瓶に季節の花を飾るように

季節感のあるちぎり絵を
入れ替えるのも

とても素敵な作業のひとつです。

さいごに

今回は
「心を整えてくれるちぎり絵の魅力」
をお伝えしました。

50代、

人様に迷惑をかけないよう
慎ましく生きているだけでも

色んなことが起こります。

いつもは元気なあなたでも
時々心が辛くなるときは

是非遊びに来てくださいね。

私は和紙の美しさに取りつかれた
一人です。

残りの人生は
和紙の素晴らしさが少しでも
伝わるといいなと思って

ちぎりちぎり歩んでおります。

ではまた!
お会いできるのを楽しみにしています。

ABOUT US
yuu
村上侑布 / yuu murakami ~ 福岡在住      美しい楮(こうぞ)の枝に魅せられた私は、ひょんなことから創作の世界へ身を置くことに。 それから試行錯誤の日々が始まり、手漉き和紙、木工、塗装、染色、電気など学んでみたものの『たった1台の灯りを作るのさえ、 ままならない・・!』 先が見えず焦燥感ばかり募る数年間を、悶々と過ごしてきました。 ようやく少しずつ形となってきて、 現在は、和紙の原料となる楮(こうぞ)の木を育てて収穫し、手漉き和紙と行灯を製作する傍ら、和紙ちぎり絵のワークショップを開催しています。 三大フェチである「路地裏・扉・階段」をモチーフに、店長・アレキサンダーとの工房暮らしを満喫中。